街並み

今日はお店が終わってから天王寺に行きました。
新しいビルができてて天王寺もどんどん変わっています。
一方で古い建物はどんどんなくなっていきます。
建物にも寿命があるのかもしれないけれど
昔ながらの街並みが変わっていってしまうのは
寂しいものがあります。


私が子供の頃、天王寺の駅は一歩裏に出ると、
ダンボールやブルーシートで作った小屋が沢山ありました。
天王寺公園には青空カラオケがあって
おじさんやおばさんが 楽しそうに歌っていました。


暮らしが豊かに快適になっていく中で
変えていかないといけない部分と
一方で犠牲になる部分は隣合わせなんだと思う。
無責任な私は
ただ変わっていく風景を眺めてるだけで
便利になってる事も大して実感していない
当たり前のことが 当たり前じゃなかった頃の事を
思い出す時ってあまりないなと思いました


文の里商店街はかつて近くに市電が走っていたという事
自転車では通れないくらい人が多くて栄えていたという事
最近近所の人に教えていただきました。
今朝そんなことを思い出しながら私が通ってきた道は 
人気が少なくて
高速道路の陰になって 日が差さなくて
晴れてるのに いつもより暗く感じました。


この街は、あと何十年かたった時
どうなってるんだろう。